チップの存在
では、なぜチップが存在するのか。
実は…タイ王国では本来、チップなど【存在はしない】のです。
バンコク/プーケット/パタヤなどの
観光地に多くみられる習慣で
田舎など、タイの生活習慣の中にはないものなのです。
なぜチップは出来たのか
観光地で働いている、労働者の方々は、
殆どが貧しい田舎から出稼ぎで来ているらしいのです。
その労働者に対して、賢いタイ人の経営者が
毎日のチップを【給料の一環】として労働を約束している。
それが【チップ制】
サービスの料金の設定なども考えて
営業を行っている。そんな状態なのです。
ですから、皆さん【チップ】=【生活の源】という考えなのですね。
チップの役割
地方から働きに来ている、だいだいの方が
決められた給料を、田舎の家族に仕送りしたり、
パタヤにての生活費用として使っているのです。
ですので、仕送りに精一杯で、自分の食事は
その日その日で考えている方もいらっしゃいます。
ご存じの通り、パタヤ市内にての屋台ですと、
【一食60バーツ位】から食事ができます。
ですので、毎日のチップにより
毎日の食事が出来る事に繋がるのです。
タイの現実
上記でも説明させていただきましたが、
普通の生活を送っている、タイの方々の中には
仕送りをしながら、自分の最低限の生活をしなくてはならない。
という方もいらっしゃいます。
ですので、時には足りなくなってしまい、
給料の前借りをしてしまう。
そして、最終的には翌月の給料ですら、前借りをしてしまい、
ついには…
仕事から逃げてしまう。ということもあるのが現実です。
【チップの相場】
おおよその相場ですが…
・飲食店(但し事前に10%先に頂いて場合がありご注意) 60バーツ100バーツ程度
・ホテル内の荷物運びなどのボーイや枕チップ20バーツ〜40バーツ
・運転手(深夜・早朝300バーツ)200バーツ
・ゴルフ場 300バーツ〜
・ゴルフ場 サイアムグループ・ラムチャバン 500バーツ〜
ご参考にしていただけますと幸いです。
雑学になってしまいましたが
こんなこともあるんだな…と、頭の片隅においていただいて
パタヤの観光を楽しんでいただけたらなと思います!!!
※ご不明な点やご質問等がございましたら、弊社まで、お気軽にお問い合わせ下さい。
チップについて
まず、はじめにチップに関しまして、いくつか
ご説明をさせて頂きたいと思います。
私たち、日本人にとって【チップ】は
親しみがないものですよね。
しかし、【チップ】が主となっているタイの方たちにとって
チップを払わない、払えないというのはどんな事なのか。
まず先に、私たち日本人が『チップを払わない』と
言うことに関して、理由を考えてみました。
①慣れていない為、忘れてしまった。
②良いサービスを得られなかった。
③基本料金を支払い済みであるので払う必要はない。
こんなところでしょうか。